断熱・防音…何役もこなす内外装用多機能水性断熱塗料
遮熱・断熱・防音・防汚・長持ち…5つの機能で建物外部をガードします。
ペンタガードによる冷暖房効果実証実験動画
室内に塗るだけで5℃も涼しい!ペンタガードは真夏の暑さを防ぐ!
断熱・遮熱
温暖化対策のCO2削減は
冷暖房の効率を良くすることから
夏の太陽熱など(高温放射熱)冬の寒気など(低温放射熱)両方の放射熱を反射。
極小の特殊セラミックで仕上げたペンタガードは高温と低温両方の放射熱を反射します。
さらに一般の断熱材以上に、熱が伝導しにくい特性(低熱伝導特性)を持っています。この放射熱反射特性と低熱伝導特性のダブルパワーで、冬の寒さも夏の暑さも遮断して快適な室内環境を実現します。
反射特性と低熱伝導特性
真夏の屋根の上を素足で歩けます。
夏の屋根表面の温度は70〜90℃にもなりますが、ペンタガードを塗布すると素足で歩くことができます。
風が吹くと、サーッと塗装表面の温度が下がります。
冷凍庫に入れた鉄板も冷たく感じません。
ペンタガードを塗布した鉄板を冷凍庫に入れ、冷やしてから触れても冷たさが手に伝わりません。
ペンタガードの断熱性能の解説と将来性
地球温暖化防止のための省エネルギー建築が求められる現代に於いて、ますます期待されるペンタガードの建築分野でのさまざまな応用を研究しています。塗るだけで断熱・遮熱・防音・防汚・長持の5つの性能を発揮するペンタガードのこれまでになかった仕組みと将来性を、建築学の視点から東京大学・准教授 野口貴文准教授に語っていただきます。
防音
工場の騒音漏れ、屋根の雨音対策に
既存の設備に安価でできる防音対策として
騒音、音漏れを防止
騒音試験において、2KHZから8KHZで最も効果があり、最大で約10dBの減衰効果がありました。室内外に塗布することでより大きな防音効果が得られます。
長持ち
塗料の劣化で建物は傷みます。
紫外線による塗料の劣化を防ぎ、建物も長持ち
塗装後は塗膜表面が無機質の特殊セラミックで覆われるため、品質や美観が劣化する原因となる紫外線からの影響を受けにくくなります。塗料自体の劣化を防ぐと、塗料による建物の保護機能も保たれるので、結果的に建物自体も長持ちします。
防汚
こまめなメンテナンスも不要
汚れにくく美観長持ち
二酸化チタンによる親水効果と特殊セラミックによる帯電防止により、塗装面を汚れから保護し、建物の美観を護ります。
試験項目 | 成 績 | JIS規格 |
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熱伝導率(w/m・k) | 0.015 | 定常法 |
耐衝撃性 | 落下試験(高さ350mmから質量500g)で衝撃による変形があったが 塗膜の割れや剥がれを認めない。 |
JIS K 5400 |
基盤目テープ試験 | 10点(25/25)※2mm間隔 25ます | JIS K 5400 |
伸び率(%) | 13 | JIS K 7113 |
吸水率(%) | 0.0% | JIS A 6916 |
透湿性(g/m2・24h) | 61 | JIS K 5400 |
促進耐候性(4000時間) | ひび割れ及びはがれを認めない。 | 耐候性A法 |
耐塩水性(120時間) | 異常を認めない。 | JIS K 5400 |
※塗装方法:こて塗り 塗膜厚:0.5mm 試験板:鋼板 熱伝導率用試験片:フリーフィルム
人や環境に優しく、安全性の高い塗料です。
ペンタガードは有害物質を一切含みません。アルデヒド類及び揮発性有機化合物(VOC)の放散速度分析の結果、厚生労働省指定の有害物質(ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエン、キシレン)を含まないことが証明されたF☆☆☆☆製品ですから、安心してご使用いただけます。
製品仕様
容量:14kg/1液タイプ/外装・屋根用/ツヤ消し
塗装部位 | 建物の外壁/屋根ほか(歩行面は不可) |
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対象建材 | 鉄、木材、サイディング、スレート、コンクリート、発泡コンクリート、ボード、アルミ、ステンレス、タイル、ブロック、レンガ、かわら、ガラス、その他。
フッ素加工等の一部を除くほとんどの建材に塗付できます。 |
塗装耐用年数 | 10年以上 |
塗装工程
工程は一般の水性塗料と同じですが、断熱性能を充分発揮させるために下記に注意して施工をしてください。
下地調整
■下地のゴミやサビ、汚れ等を除去し、ケレン、洗浄します。(必要により高圧洗浄)
下塗り
■下地に適合した下地処理(プライマー、シーラー)をしてください。(市販の下地剤使用可)
■鉄は必ずサビ止めをしてください。
塗装用具の洗浄
使用する用具は作業前に石鹸水で洗った後、流水で洗浄してください。作業終了後の洗浄も同様にしてください。
希釈 原液使用
塗付できる濃度に調整してありますが、調整が必要な場合は清水を少量ずつ加えてください。希釈し過ぎると性能が発揮されなくなることがありますので、希釈量を厳守してください。
刷毛、ローラー、吹付け(エアレス) | 1缶/500cc |
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コテ塗り | 原液 |
※乾燥時間目安 夏:2時間(20℃) 冬:4時間(10℃)
上塗り
1) 下地の乾燥は充分にしてください。
2) 缶を開封し、他の容器に移す前に電動撹拌器で5分以上撹拌してください。
3) 塗装作業中も軽く撹拌してください。
撹拌が不十分な場合、性能が発揮できないことがありますのでご注意ください。
刷毛、ローラー、吹付け | 【塗付面積】25〜30m2/14kg(2回以上塗付) 【塗付量】0.56〜0.46kg/m2(2回以上の塗付量) |
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数値は標準数値ですので、施工方法や形状等で変わります。
注意(1) 必ず2回塗り以上で施工してください。
注意(2) 2回目塗付は1回目乾燥後に塗付してください。
注意(3) 塗装作業中・塗装後は換気を充分にして、自然乾燥させてください。
注意(4) 開封した缶は使い切るようにしてください。
作業上の注意
■ビニール手袋、保護用マスクやメガネを着用してください。
■蒸気吸引による中毒や健康障害に注意をしてください。
■用具を洗浄した水は無害ですが、凝固剤で処理してください。
■作業中は子ども、乳幼児、ペットを近づけないようにしてください。
■塗装場所の気温が5℃以下、または湿度85%以上である場合は塗装を避けてください。
■作業の際、火気は厳禁です。
■廃棄の際は、産業廃棄物として認可業者に処理を委託してください。
取扱い上の注意
■使用前に取扱い説明をよくお読みください。
■未開封の製品は購入後3ヶ月以内に使用してください。
■製品は直射日光を避け、−5℃以上、40℃以下で室内保存してください。
■開封後は使い切るようにしてください。
(残った場合は、容器の内側に付着した塗料を拭き取り、フタをして一ヶ月以内にご使用ください)
■容器は使い切ってから洗浄し、行政の規則に従って廃棄してください。
■塗料廃棄の際は、産業廃棄物として認可業者に処理を委託してください。
性能測定データ
2階ロフト室の温度測定(K様邸)
施工概要 | 多機能水性断熱塗料「ペンタガード」を洋瓦屋根に塗装。 |
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測定期間 | 工事期間(2012年6月4日〜6月7日)の前後数日間 |
グラフの説明 | 青い線はロフト天井部の温度を、赤い線はロフト室上部の空気温度を測定したものです。 塗装前の5日間と塗装後の5日間の設定は、天気条件(晴れ後曇り)が似ていて外気温度の近い日を選んでいます。 温度は各日の9:00〜20:00の平均温度を使用し、外気温は近郊地のものを気象庁データより抜粋しました。 |
解説 | 夏に向かう季節であり、外気温は測定期間中に5℃近くも上昇しています。これに対してロフト室内、及びロフト室天井の温度が同様に上昇していないのは、ペンタガードを塗装することによって屋根からロフト室内に侵入する太陽熱を遮断して温度の上昇を防ぎ、外気温に近い室温を保てることを表しています。 |
各メーカー遮・断熱塗料性能比較実験
実験日時 | 平成24年6月4日(月)9:00〜21:00 |
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実験場所 | 株式会社エクセラ 高松事務所 |
当日の天候 | 晴れ時々曇り |
実験方法 |
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実験条件 | 外部に各メーカー同条件のもと、太陽光で測定を実施。 (地面=花崗土 箱と地面の間にスタイロフォーム(厚さ10mm)を設置) |
解説 | 9時から14時のピークまでを見ると、ペンタガード(E社製品としたもの)が他社製品より確実に温度上昇が緩やかであることがわかる。特に10:00〜12:00には、N社より1.4℃低い結果となった。 (実験前の予測はN社製品が当社製品の次に優れていると思っていた) 日射状態にあるとき、ペンタガードの性能が優れていることがはっきりと判断できる。 |
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応用用途
一般建築
屋根、外壁などに
一般住宅、マンションの屋根、外壁面に塗装することにより、内部に侵入する熱が著しく軽減します。熱による劣化を防ぎ、防汚効果もあることから、美しさと性能を保ったまま建物を長持ちさせます。
建築用建材
床暖房部材、ドア内部の断熱施工に
建築用の建材としてさまざまな箇所で活用が検討されています。ドア内部の木部や、床暖房パネルと組み合せて使用することにより、室内の熱を外に逃がさない断熱施工が可能となります。
工場・倉庫
屋根、外壁などに
面積が広く、太陽熱の影響を受ける屋根や外壁に塗装することで内部への熱の侵入を防ぎ、冷暖房費用を約30%近く節約します。また、他の断熱施工に比べて安全で低費用、さらに短い工期での施工が可能です。
穀物サイロ
外壁に、内部の結露防止に
結露による穀物の傷みも、断熱塗装を行うことで解消できます。サイロの壁に塗装することで、外気温の変化が内部に伝わりにくくなり、結露を防ぐことができます。
コンテナ関連
コンテナの外側全体
直射日光にさらされたまま海上輸送される船上コンテナの内部温度は60℃以上にもなります。コンテナ外側に塗装することで太陽熱をカットして内部温度を著しく低下させ、中の運搬品を熱から守ります。
産業・工業分野
太陽光パネル、基盤周辺など
物置内の熱対策、結露対策に、また太陽光発電パネルの効率アップにも検討されています。さらに精密機器や自動車では熱と音対策として実験段階で大きな期待が寄せられ、「塗るだけ」という画期的な断熱施工が注目されています。